日の丸構図はダサい!?今すぐ使えるスタイリングのコツを紹介します。

こんにちは。花とフードスタイリストのMinaです。

早速ですが、皆さんは、俯瞰(真上からの撮影)でスタイリングや撮影するとき、にどんな構図を使いますか?
私は、俯瞰スタイリングでは、魅せたいものを真ん中に置く「日の丸構図」をよく使います。

え?! スタイリングで、日の丸構図って、ダサくないですか?

そんなお声が聞こえてきそうですが・・・

いえいえ、日の丸は、スタイリング工夫次第で、商品をシンプルに強調し、世界観も出せる、とても使える構図なのです。
この記事では、ダサくないスタイリングの具体的なコツを解説していきたいと思います。

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なぜ、日の丸撮影やスタイリングはダサいと思われてしまっているのか

「撮りたいものを真ん中に持ってくるだけなら、誰でもできるよね。」

日の丸構図には、そんな1)シンプルさ 2)初心者感いっぱい
が、ダサい!と思われてしまう大きな要因かもしれません。

確かに、「一番魅せたいもの」は真ん中に持ってきます。
英語ではヒーローアイテム、と言いますが、「主役」のことです。

なーんにも工夫せず、主役だけ、ポン!と置いて撮影しているのなら、
ダサい、単調、と言わるのは、当然です。

でもちょっと待って!
そもそも、ドラマでも主役しかいない、ってことはないですよね。

背景や、脇役が合ってこそ、主役が引き立つ。

そう。主役が活きて見えるように、工夫すればするほど、
日の丸構図ほど、主役と世界観を、瞬時に効果的に伝えられるスタイリングはない、と私は思っています。

では、どうすればいいか?
私が普段広告でも使っているポイントを、解説します。

日の丸構図とスタイリング、オシャレに見える5つのルール

日の丸構図をオシャレに魅せるには、5つのルールを意識すると良いです。

  • 真ん中に魅せたいものを持ってくる
  • 脇役は、中心に向かってスタイリングする
  • 下は多めに素材を置いてスタイリング
  • 空白を作る
  • 色を統一させる

一つづつ、詳しく解説しますね。

1)真ん中に魅せたいものを持ってくる。

当たり前のことですが、真ん中から微妙にずれていると、違和感を感じます。
でも、真ん中にあっても、カップの取手を少し斜めに置いてみる、など動きをつけると生き生きします。

2)脇役は、中心に向かってスタイリングする。

主役とイメージの合う脇役を選び、主役に向かって脇役を配置してみましょう。
お花やグリーンは、先が中心に向いていると良いでしょう。
見る人の目線は、自然と真ん中にいる主役に目線が行きますね。
特に、商品販売を目的にする場合は、わかりやすい画像が一番です。

3)下は多めに素材を置いてスタイリング

これも人の心理として、下の方に重さがある方が、安定して見えます。
まずは、王道で、下に重さで作ってみましょう。
あえて上に素材多く、みたいなバランスもできますが、色や素材などの様々な要素が絡みますので慣れてきてからにしましょう。

4)空白を作る

よく見かけるのは、真ん中のアイテムを囲むように、ぎっしり脇役が置かれているスタイリングです。
主役アイテムが埋もれてしまうと、意味がありません。
思い切って、主役が目立つように空白を作りましょう!

どのくらいの割合をスペースに?というのは、よく聞かれる質問ですが、
主役、脇役の色や質感、フォルムなどによって違ってくるので、一概には言えません。
私は、まず置いてみて、そこから引いていく方法を使います。

余白の美という言葉の通り、絶妙な余白感のバランスは、スタイリストでもとても難しいです。

5)色を統一させる

主役の色に合わせて、色のトーンや、ブルベ、イエベを統一させると、全体にまとまり感がでます。

おわりに

以上、俯瞰スタイリングの作り方のコツについて解説しました。

実際に手を動かしてみると、より体感してわかりやすいかと思います。

対面でのフードスタイリングは、ニキズキッチン
オンラインでも、俯瞰スタイリング講座を開催しています。
是非是非、ご一緒に楽しく学びましょう!

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