ZOOMやオンラインシステムを使った、リモートワークが日常となった昨今。
オンライン会議に、あなたのご自宅から参加しなくてはいけない時、なんとなくお部屋の生活感が気になって落ち着かない時はありませんか?
バーチャル背景を使う方法もありますが、違和感があってあまり好きではない…
そう思う方のために、リアルZOOM背景でも少しでも生活感をなくすために今すぐできる5つのポイントについて解説します。
例えば、エアコンや、電源スイッチ、クローゼット。
どのお部屋にもある生活感があるアイテムの「リアル感」を少しでも軽減する工夫をするのです。
この内容は、前回の記事、ZOOM背景をオシャレにビジネス活用する5つの考え方同様、今まで私の講座を受講してくださった方のみにお伝えしていた内容の一部ですが、より多くの方の助けになればと公開することにしました。
この方法は、住宅の撮影の際は、スタイリストが、まずチェックする基本中の基本ポイントですが、
どなたでもできる事ですので、脱リアル生活感の第一歩の参考にしていただければと思います。
ZOOM背景の脱リアル部屋ポイントその1。エアコンを映り込ませないように工夫する。
生活感が出るナンバーワンで、案外本人が気がついていないのはエアコンです。
壁から突き出ているものなので、隠すというのは少し難しいかもしれません。
エアコンが映り込んでしまう場所は避けるか、パソコンの向きや角度に変化をつけて工夫しましょう。
ZOOM背景の脱リアル部屋ポイントその2。クローゼットを見せない。
クローゼット前は部屋の中でも広く見える場所なので、パソコンをセッティングしたくなる気持ちはとてもよくわかります。
ただ、残念ながらクローゼットも生活感は出てしまいますので、できれば避けたい場所です。
でも。
クローゼット前はエアコンよりは、少し工夫ができます。
すぐできるおすすめとしては、あなたの後ろにオシャレな衝立やパーテーションを立てること。
ただし、パーテーションの色は、濃い色すぎると画面全体が暗い印象になりますので要注意です。
衝立やパーテーションの色は、ナチュラルカラーのラタン(籐)か白木がおすすめです。
こんなパーテーションだと、ホームオフィス感があっていいかもしれません。
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ZOOM背景の脱リアル部屋ポイントその3。カーテンよりブラインドにする。
カーテンが背景や画面の隅に映っていると、生活感が出てしまいます。
特に柄物のカーテンは、画面上スッキリと見えず、また、濃い色のカーテンは画面全体を暗くするので背景には相応しくありません。
オフィスでは、カーテンではなくブラインドを使っていることが多いと思います。
ホームオフィス感を出すには、カーテンよりは、ブラインドを使いましょう。
ブラインドは、木製は高級感もあり、お部屋でもより窓辺がおしゃれに見えておすすめです。
各社ありますが、ブラインドはタチカワさんが有名ですね。
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ZOOM背景の脱リアル部屋ポイントその4。お部屋の電源スイッチを隠す。
日本の住宅事情では、壁の範囲もさほど広くなく、お部屋の電源スイッチは、必ず視界に入ってしまいます。
不思議なもので、ZOOMなどのオンライン背景にスイッチが映りこむと、途端に生活感が出てしまいます。
スイッチのない場所を背景にパソコンをセッティングできればベストですが、そうもいかない場合は、
スイッチをオシャレに隠す方法を考えてみましょう。
私のおすすめは、観葉植物を使うことです。
スイッチがちょうど隠れる、高さのある観葉植物を置くか、
スイッチのあるところが隠れるように壁掛けタイプを選ぶとナチュラルに隠れます。
おしゃれなスイッチカバーはどうですか?というご質問をいただきますが、
あくまでもスイッチ感は出てしまうので、私はお勧めしていません。
ZOOM背景の脱リアル部屋ポイントその5。絵画や鏡の反射に気をつける。
壁を背景にパソコンをセッティングすると、絵のフレームや鏡が壁にかかっていることがあります。
鏡は背景に持ってこないようにした方が無難です。
理由は反対側のお部屋を映してしまって、生活感が出てしまったり、パソコンカメラとの相性で反射するから。
特に、照明を自分に向かって焚いた時に、鏡に反射してしまうと、画面の向こうの方は不快に感じてしまうかもしれません。
また、絵画については、絵画のガラスフレームが光ってしまって、鏡のような効果になってしまう場合もあります。
せっかくの素敵な絵画が台無しになってしまうので、できれば、フレームのガラス板やプラスチック板を抜くと良いでしょう。
このような、光沢を消した絵画パネルなら反射がないので安心です。
また、絵画のフレームが少しでも曲がっていると気になりますので、画面で曲がって見えないか気をつけましょう。
まとめ
以上、ZOOMをご自宅からする際に、生活感をなくすための5つのポイントについて解説しました。
わかっているようで、意外に見落としがちなことですので、下記にまとめましたので参考にしてくださいね。
その1。エアコンを映り込ませないように工夫する。
その2。クローゼットを見せない。
その3。カーテンよりブラインドにする。
その4。お部屋のスイッチを隠す。
その5。絵画や鏡の反射に気をつける。
この秋に、新しいワークショップを開催予定です。
このブログでも告知しますので、楽しみにしていてくださいね。
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