MESSAGE

Mina Usui からのメッセージ。

「コミュニケーション」と「デザイン」を
ひとつの目的に向かって掛け合わせていくこと

私が自己紹介をすると、お相手の方から決まってこう尋ねられます。
「なぜ、そんなにいろいろなことができるのですか?」

ありがたいお言葉です。
でも実は、私にとってはひとつの方法を繰り返しているに過ぎません。

それは、お相手とコミュニケーションしながら
降りてきた情報やイメージを美しい形に置き換えて、
目の前に差し出す
こと。

お客様からはいろいろなことに見えるかもしれませんが、
私にとっては、一貫して同じことなのです。

魅力を見える化する・デザインするという目的に向かい、
広告プロダクトや人物のスタイリング、
ビジネスオーナーのブランディング、
ウェディングカップルの最高の一日のプロデュースと、
アウトプットする分野が違うだけです。

約20年間、多種多様な現場での挑戦を通じ、
磨いてきたこの方法とスキルを、できるだけ多くの方々に提供したい。
そう思ううちに、自然と分野が広がってきました。

感じ取る、置き換える。最適化のための「センス」

コミュニケーションから導き出した唯一無二の魅力を、
デザインとしてアウトプットするために必要なもの

それが「センス」だと私は考えます。

センスがいいとか悪いとかの文脈ではありません。

コミュニケーションしながら、相手の非言語領域を深く感じ取る「センス」。
感じ取ったものを、色彩やフォルムに置き換える「センス」。

私がお客様に提供する「センス」とは、
右脳と左脳を使って「最適化を叩き出す能力」です。

五感というセンサーで感じ取った情報と
正しい知識や経験のデータとの融合を、瞬時に繰り返すうちに磨かれていく
後天的な能力だと私は思っています。

どの分野のセンスを磨くかは、その人の「好き」によるので、
私は、人と話すこと、デザインすることのふたつが、
小さい頃からとても好きだったということは間違いありません。

母曰く、まだ目が見えないのに保育器の中で看護婦さんに笑いかける、
愛想のいい赤ちゃんだったそうです。

コミュニケーション×デザインを、自分の基本軸を表現したい人の助けに

今、世界が大きく変わって、
この世の中で自分の役割はなんだろう?と考える人が増えています。

日本も、副業やフリーランスがやっと一般的になり、
ますます個人の力が求められている中で、

私の強みはなんだろう?
私の世界観はどう表現できるだろう?
私だけが人に提供できる価値はなんだろう?

と、自分の基本軸を改めて考えるようになるのは当然のことです。

私自身、パンデミックで、それまで日常だった海外出張や
外国人相手の仕事がスローになったとき、動きを止めて周りを見渡すと、
このような悩みを持っている人がいかに多いかに気づきました。

「私が持てる力を、最も共感できるクリエイターの方々のために使えたら」

そんな思いから始めたスタイリング講座やビジュアルデザインコンサルでは、
オンラインのおかげで日本全国のクリエイターやアーティストと繋がることができ、
皆さんとのセッションで、時には共に涙しながら話すこともあります。

「あなたはこんなに素敵な人よ!」と
美しいギフトにして、目の前に差し出し続けたい

実力のあるクリエイターの方ほど、繊細な感性をお持ちです。

それに加え、勤勉で謙虚です。

職業気質で、他人様優先。

自分の魅せ方を後回しにして
世界観や基本軸迷子になってしまったクリエイターの方々に、

「あなたはこんなに素敵な人ですよ!」

同じクリエイター目線で、その人の心の中にあるものを取り出し、
喜びとともに美しい形にして、
その人の目の前に、ギフトとして差し出し続けたい。

それが、この仕事を通じて
私が生涯続けたい活動であり、天命だと思っています。